「まつ毛パーマってどんなことをするの?」「痛くないの?」
「まつエクとはどう違うの?」——
気になってはいるけれど、詳しい内容まではわからず、
なんとなく不安で踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。
このパートでは、まつ毛パーマの仕組みや流れ、
施術の種類やメリット・注意点などを詳しく解説します。
施術前の不安をなくして、安心して一歩を踏み出せるように、ぜひ参考にしてみてください。

まつ毛パーマとは?基本の仕組み
まつ毛パーマとは、専用のロッドとパーマ液を使って、
自まつ毛にカール(カール感またはリフト)をつける技術です。
原理としては、髪のパーマと似ています。
まつ毛に薬剤を塗布し、毛の内部構造(シスチン結合)を一時的にゆるめ、
カールを形成してから再固定(2剤)することで、
数週間にわたって美しいカールをキープすることが可能になります。
一般的な施術の流れは以下のようになります:
施術の流れ(一般的な例)
カウンセリング(約10〜15分)
目の形やまつ毛の状態、希望する仕上がり(自然・ぱっちり・ゆるめなど)をヒアリング。
まつ毛の長さや生え癖によって、似合うデザインが異なります。
前処理・クレンジング(約5分)
まつ毛の汚れや油分を落とし、薬剤の浸透を良くします。
ロッド選び&装着
カール感や立ち上げ方に合わせて、複数種類の中からロッドを選定します。デザイン性が求められる工程。
1剤塗布(約10〜15分)
毛の構造をやわらかくする薬剤を塗布。※サロンによってはケラチンなどの保護成分を同時に使用。
2剤塗布(約10分)
まつ毛に付けたカールを固定。時間をおいて形を定着させます。
ロッド除去・トリートメントケア(約5〜10分)
薬剤を拭き取り、必要に応じて保湿や美容液を塗布して終了。
エクステとの違いは?
まつ毛エクステとまつ毛パーマを迷っている方も多いかもしれません。違いを簡単に表にまとめてみます。
| 項目 | まつ毛パーマ | まつ毛エクステ |
|---|---|---|
| 素材 | 自まつ毛のみ | 人工毛を装着 |
| ナチュラルさ | ◎ 非常に自然 | △ ボリューム感が出やすい |
| 持続期間 | 約4〜6週間 | 約3〜4週間(個人差あり) |
| メンテナンス | 少なめ | 定期的な付け足しが必要 |
| クレンジング | 制限少なめ | オイルフリー推奨 |
| ダメージ | 少なめ(薬剤次第) | 自まつ毛への負担が大きめ |
| すっぴん映え | ◎ | ○ |
「目元に自然な立ち上がりが欲しい」「メンテナンスを楽にしたい」という方にはまつ毛パーマ、
「華やかさ・濃さを重視したい」「ボリュームまつ毛が好き」という方にはエクステが向いています。
最近では、パーマとエクステを交互に使い分けたり、
一定期間パーマでまつ毛を育ててからエクステに戻す方もいます。
薬剤と技術の進化で、より安心に
まつ毛パーマに不安を感じる方の多くが、「薬剤でまつ毛が傷みそう」
「チリチリになるのでは?」という声を挙げます。
しかし現在では、以下のような対策がとられています:
- ケラチン・シルク・コラーゲンなどの保護成分配合薬剤の使用
- 弱酸性・中性の低刺激処方
- 国産の安全性が高い薬剤を使用するサロンの増加
- アイリストの技術向上による均一な仕上がり
以前に比べて、まつ毛へのダメージは大幅に軽減されています。
施術前にしっかりカウンセリングを受け、不安な点は質問しておくことが、
より安全で満足のいく仕上がりにつながります。
■ サロン選びのポイント
まつ毛パーマは繊細な施術だからこそ、サロン選びがとても重要です。以下のポイントをチェックしてみてください。
- 美容師免許を持ったアイリストが施術しているか
- 使っている薬剤の種類や成分表示をしているか
- カールのデザインやロッドの種類が豊富か
- アフターケアの説明が丁寧か
- **口コミや実際の写真(ビフォーアフター)**が確認できるか
特に「初めて受ける」という方は、相談しやすい雰囲気のサロンを選ぶことが大切です。デザインの希望だけでなく、まつ毛の悩み(抜け毛・切れ毛・短さなど)も伝えてみましょう。
■ 自分に合ったまつ毛パーマで、目元の印象をアップ!
まつ毛パーマは単なる“メイクの時短”ではなく、自分のまつ毛を大切にしながら、魅せることができる美容法です。
